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2021年9月22日

 
AZ-500
初フライトに成功
公式デビューは10月末に

 

 22日に予定していたAZ-500のデビューフライトですが、20日に成功させた初フライトに続き、翌日のデビューフライトに向けて最終テストを繰り返したところ、突然エンジン内部のギアが損傷し、最終テストの継続が困難となりました。このため、公式のデビューフライトについては、10月26日に延期する方向で再調整することになりました。

  以下の動画は21日のテストフライトで、ギアが損傷する前、AZ-500が力強く飛行していた時の模様です。予期せぬトラブルで公式デビューはしばし先送りとなってしまいましたが、私たちが一から設計したドローン専用大型エンジンは見事、空を飛んだのです。
 

クワッドの可変ピッチ性能をチェック、
優れた操舵性が確認された。

AZ-500は、世界初の

エンジンドローン 

無人クワッドコプターで油冷式500ccガソリンエンジン搭載で、かつ可変ピッチコントロールは、世界初の試みです。

AZ-500のガソリンエンジンは、従来のドローンに使用されているラジコン用と全く異なり、新たにドローン用に設計されたエンジンを使用しています。
プロペラはエンジンからの動力をローターシャフトを使って直接回転させ、姿勢制御はプロペラの角度を調整する可変ピッチ方式を採用しています。

AZ-500は、産業用ドローンの決定版としての性能を十二分に備えた機体として設計されています。電動式ドローンがカバーできないヘビーデューティー・ヘビーリフティングの分野は、AZ-500が担っていけるものと確信しています。

 

エンジンドローンAZ-500 諸元

AZ-500は以下の形式・性能目標に基づいて設計・開発を行っております。

エンジン出力    40KW以上
排気量    500cc
冷却方式    油冷
機体重量    100Kg

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